山九が育む人材 Learning

教育制度

        

私たちの財産は、豊かな人間性と確かな技能・技術を備えた
プロフェッショナル集団であることです

当社の人財育成の目的は、社員一人ひとりが、当社の企業理念を認識し、具現化に向けそれぞれの特性と能力を発揮し、企業における価値の創造を最大化するとともに社会人としての自己を実現させることです。


人財育成と企業理念

独自の能力開発プログラムで、一人ひとりの能力向上をバックアップ

山九は、新しい価値を創造し、社会やお客さまにプロ意識をもって提案することを企業理念として掲げて います。人財育成の基本は、個人の潜在能力を最大限に高めることです。
そのため、人事制度による適性処遇、人事ローテーションによる適性配置、能力開発体系による全社員の 能力向上を人財育成の柱とし、企業組織の活性化を図っています。


能力開発

年数やスキルに応じた様々な研修を行い、社員の能力を高め、最大限に発揮できるように会社が支援をしています。


能力開発プログラム

新人社員研修

本社での入社式を終えると同時に長崎県にある研修センター「山九平戸錬成館」にて約3週間にわたる新入社員研修を実施します。

研修カリキュラム

  • 社員としての心構え
  • 社史
  • 社業講座(機工、物流、構内作業概要)
  • 総務・人事・労政・財務 他
  • 品質保証・ISO
  • グループディスカッション

機工マスターコース

平戸錬成館研修後、理系社員を対象にした1年間の集合研修です。


研修施設

平戸錬成館

平戸錬成館は昭和43年、創業者生誕の地である長崎県平戸市に建設しました。 研修施設は、「錬成館」と命名され「知・徳・体」を鍛錬する場でもあります。 設備的には、研修棟と宿泊棟を持ち、一度に80名の研修生を受け入れることが出来ます。 昭和43年から始まった錬成館での「大卒新入社員研修」も今年で40年を迎え、ここから巣立った社員 は、これまでに2,300名を越えるまでになりました。 ここでの合宿研修生活を通じ 社員が創業の精神を再認識するとともに同期意識やグループ意識の醸成に と「山九マン」が一つになれる場所でもあります。

“山九の故郷”で自己研鑽とネットワーク構築を

山九平戸錬成館 館長 高野増之

スムーズな第一歩に不可欠な新入社員研修

山九平戸錬成館(以下、錬成館)では、階層別の様々な研修が行われますが、大卒社員を対象とする「新入社員研修」は、その代表とも言えるものです。
新入社員たちは東京本社での入社式を終えるとすぐにバスで錬成館へ向かい、到着後はおよそ20日間にわたって、社会人としてのマナーや仕事に臨む姿勢、そして初歩的な実務的知識など、“山九マン”としての基礎を学んでいきます。学生時代は各自が比較的自由に過ごせたと思いますが、錬成館では大勢の同期の仲間と寝食を共にすることで、時間を守る習慣や協調性なども身につくでしょう。

信頼できる仲間とともに
人間的な成長を目指す

山九は様々な事業を展開していますが、一人でできる仕事というのはほとんどなく、大勢の人々と協力し合うことが欠かせません。特に大卒の社員は入社して間もなく、年長者を含む現場の方々に指示をしたり、指揮を執る立場に就くことがあるわけですから、人としての器を磨き、コミュニケーション能力を高めることが重要です。錬成館で過ごす日々は、そうしたことを自覚したり、気付いたりするための期間でもあると思います。研修後はそれぞれのキャリアを歩みますが、同期との横のつながりはかけがえのない財産になるでしょう。
錬成館では「中堅社員研修」(4年目)や「係長研修」「管理職研修」「部支店経営者研修」なども行われています。これらには機工系や物流系など、異なる領域で活躍する人々が参加してくるわけですが、彼らはこの錬成館で触れ合い、情報を共有し、ネットワークを構築していきます。そして、いつか自分の所属する拠点で困ったことがあったときなどには「あの人に聞こう」「彼に頼もう」ということが可能になるんです。複数の専門領域の融合を強みとする山九にとって、こうしたネットワークは非常に大切なものなのです。
研修を受ける皆さんにはぜひ目的意識を持って、有意義な時間を過ごしてほしいと願っています。


西日本・東日本能力開発センター

高度に熟練した技能集団の育成およびハイテク技術にも対応できる先進的技術者の育成を目指しています。また、東日本能力開発センターでは、2008年11月、海外に勤務する社員(ブラジル、インドネシア、中国など6カ国の現地法人から選抜)も参加させた「第1回山九グローバル溶接競技大会」を開催し、海外の技術者育成にも役立てています。


機工マスターコース研修室・研修者宿泊施設

福岡県北九州市に備えた研修施設と研修者用の宿泊施設にて、機工マスターコースを学びます。