
何か異常を感じたら
納得できるまで追求します。
子:私は幼いころから父の姿を見ていて、いつかは自分も同じ道をたどりたいと思っておりましたが、なかなか一歩前に出られず他の業種で働いていました。そんなときに父の会社で乗務員を募集していることを聞き、このチャンスを活かそうと入社させていただきました。
父:私は今までにほとんどすべての車種に乗ってきましたね。構内作業をやっていた時期もありますよ。現在はトレーラーを運転しています。
子:私はウイング車、平ボディ車、ローリー車に乗っています。まだ入社して間もなく、新人研修中なので、ほとんど地場の千葉県内を回っています。
父:乗っている車種が違いますから、息子へのアドバイスは技術的なものよりも感覚的なものが多いです。たとえば、走行中に異音が聞こえたらすぐに怪しんで対処するというようなこと。その感覚は経験で学んでいかないとわからないものですけどね。
子:何かおかしいなと思ったら、いったん止まって荷物の確認をし、納得できるまで原因を追求するようにしています。やっぱり、そういうことは面倒くさがらずに行うようにしないといけません。