社会/society

地域社会とともに

手を繋ぎながら歩く4人の家族の後ろ姿
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基本的な考え方

当社グループは「人を大切にすること」と「社業の発展を通じて社員の福祉向上並びに社会の発展に貢献」することを経営理念に掲げています。
社会貢献活動についても経営理念に則り本業を通じた貢献に加え、「次世代人財を育む活動支援」、「スポーツ振興支援」、「安心して生活できる環境づくりへの支援」、ならびに「地域の暮らしに寄り添う支援」を中心に取り組み、当社グループに関わる人々と社会の持続的な発展を目指します。

次世代人財を育む活動支援

北九州市 交通遺児奨学金への寄付

北九州市が設置する「山九交通遺児奨学金基金」に継続して寄付をしています。同基金は1969年10月、当社の寄付を元に北九州市が設立したもので、交通遺児となった北九州市内の高校生を対象に返還義務の無い奨学金を支給する制度です。2023年3月末時点までに54回の寄付を行い、これまでの同基金への累計寄付金額は1億4,250万円、受給者も1,416人となりました。

寄付金贈与

チャリティ自販機の設置

「社会的養護から巣立った若者を応援するチャリティ自販機」を首都圏若者サポートネットワーク、株式会社伊藤園と当社が共同で設置しています。本自販機の売上げの一部は「若者おうえん基金」に寄付され、児童養護施設や里親などの社会的養護から巣立った子ども・若者たちの支援に利用されます。当社は子ども・若者たちが自らの可能性を信じ、社会に飛び立つ一助となる本趣旨に賛同し自販機5台を本社ビルに設置しています。2019年5月の自販機設置から2023年3月末時点までに累計1,185,600円を寄付しています。

自動販売機の隣に並ぶ3人の職員

児童への野球教室開催

2020年より福岡ソフトバンクホークスに協力いただき、児童福祉施設や障がいを持つ子どもたちに向けた野球教室を開催しています。野球教室では選手と子どもたちがふれあうことで野球の楽しさを体験してもらい、子どもたちの健全な育成と地域スポーツ振興に寄与することを目的としています。

野球選手の集合写真

スポーツ振興支援

アスリート活動支援

当社社訓の一つに「公言実行」があり、この意味は「目標を高く掲げ、公にして、それに向かって最大限の努力を惜しまず、実行すること」です。アスリートの方々は国内外の大会での活躍を目指して日々ハードなトレーニングをこなして弛まぬ努力を積み、目標に向かってチャレンジし続けています。このようなアスリートが経済的不安から競技継続を断念することなく競技生活に専念できるよう支援を行っています。
2019年からは女子ラグビーチーム「東京山九フェニックス」のネーミングライツスポンサーを行っています。
2023年3月末時点で当社には女子ラグビー、フェンシングに加え野球、サッカー、デフバスケットボールなどの競技を続けながら勤務を行っている社員が24名在籍しています。

ラグビー選手の集合写真
フェンシングの試合

安心して生活できる環境づくりへの支援

ジュベイル地域清掃活動(環境保全)

当社の主要な海外拠点の一つである山九サウジアラビア有限責任会社のジュベイル支店の全従業員が支店近くにあるビーチの清掃活動を行いました。早朝からの活動で約100キログラムに及ぶペットボトル、空き缶、ビン、使用済みマスクなど多くのごみを拾い集め、ビーチの環境保全の一翼を担うことができました。本活動は地元ニュースでも取り上げられるなど大きく評価されています。当社グループは国内だけではなく世界中の拠点地域で緑化活動や清掃活動などを通じて環境保全活動に積極的に取り組んでいます。

ビーチの清掃活動

地域の暮らしに寄り添う支援

海底火山噴火により被災したトンガ王国への支援物資輸送(復興支援)

2022年1月、トンガ王国は海底火山の大規模噴火とこれに伴う津波等によって大きな被害を受けました。この事態に際し、個人・法人問わず多くの支援の輪が広がりました。その中で南太平洋航路を運航している船会社が支援物資の輸送を行うこととなり、船内荷役を担っている当社が輸出作業を無償で担当しました。全国から寄せられた支援物資は20フィートの海上コンテナで10本分になり、搬入、通関、海上コンテナへの積み込み、船積みに至るまでを当社が行いました。

支援物資の積み込み