石油精製設備

石油精製プラントでは原油から、ガソリンや軽油といった身近なものから、ナフサと呼ばれる石油化学製品まで様々な石油製品が製造されています。ナフサは基礎原料とも呼ばれ、石油化学プラントで熱分解されることで、エチレンやプロピレンといった様々な化学製品に生まれ変わります。
山九は石油精製プラントにおける原料(原油)の受入れ、水切、製品倉庫管理、構内輸送などの構内物流や、タンクの点検・水抜き、排水作業といった構内操業を行っています。また、石油精製の過程で発生する残渣であるコークスの切り出し作業では国内トップシェアを誇ります。
また、石油精製プラントも石油化学プラント同様に、数年に一度SDM(シャットダウンメンテナンス)と呼ばれる大規模定期修理工事を行うことが法律で義務付けられています。SDMは工場の稼働を停止して、数百人から数千人に及ぶ作業員による大規模なメンテナンスです。山九はSDMにおける長年の実績とトップシェアを誇っており、普段から工場構内でお客様と関わっていることでそのプラント内部を熟知しているというメリットを活かし、安定したプラントの操業に貢献しています。
オペレーションサポートフロー

石油プラント内操業支援作業
お客様の生産現場の安定操業・安定稼働について、最も身近な場所から各種サービスでサポートします。
①原料受け入れ
大型タンカーで運ばれてくる原油や、LNGの受け入れ作業を行っています。

②ヤード内付帯作業
水抜き、サンプリング、排水作業といった各種付帯作業を担います。

③デコーギング作業
燃料や素材生成に使用されるコークスのデコーギング作業(カッティング)では国内トップシェアです。
