社員としては12年目でフォークマンとしては11年目

山九という会社を選んだ理由は、上場していたことと資本金が大きかったことに加えて、自分が学校でやっていたことが活かせることでした。工業高校出身だったので、フォークリフトの免許は高校のときにすでに取っていたんです。会社には資格支援制度があって、フォークリフトの免許がないと取らせてくれますが、私の場合は不要でしたね。

入社して最初の仕事はフォークリフト担当ではなくて倉庫内作業でした。その後、フォークリフト担当の先輩がやめまして、代わりを務められるのが私しかいなかったのでいきなりフォークリフトをまかされました。それから11年目になりますが、今でもフォークリフトには乗り続けています。

監督業を行いながら後輩への運転指導も熱心に

リーダーになった今は、倉庫内の要員管理、物流管理、お客様との折衝という仕事で時間を取られるので、フォークリフトに乗る機会は以前に比べて減りました。乗るときはトラックに製品を積み込む際のフォローですね。

また、新入社員にフォークリフトの基本動作を教えたり、製品によって運び方や形状などが違うのでそれぞれの場合で必要なことを教えたり、技術指導のようなこともしています。今のポジションは責任が重く、お客様対応などをしっかりとしないといけないので、フォークリフトの運転がメインだったときよりもプレッシャーを感じていますね。

数年後には作業長になって現場を見ていきたい

将来は作業長になりたいと思っています。作業長はチーフリーダーを経てから就くポジションで、たくさんの企業が入っている倉庫全体を見て、配置を決め、正確かつ円滑に作業を回せるようにすることが役割です。

ただ、現在の倉庫には、作業長もチーフリーダーも不在で、私ともう1人のリーダーが、実質、作業長と同じ役割を担っています。一人ひとりの個性を見極めて、配置や役割を決めてあげて、また各自の体調や精神面を見て、常に声をかけてケアすることも欠かしません。誰にも働きやすい環境をつくっていますので、ぜひやる気にあふれた若い方に来ていただきたいですね。