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INTERVIEW19 H.T. 2012年入社 製品第一グループ
現場監督

3事業を展開するユニークさが魅力

就職活動を始めた頃は商社への就職を目指していたのですが、山九と取り引きのある会社に勤めていた父から、この会社の存在を教えてもらったんです。いろいろと調べていくうちに、物流業界全体、それにプラント・エンジニアリング、ロジスティクス、ビジネス・ソリューションという3つの事業を行う山九のビジネススタイルに興味を持つようになりました。山九は内定後も面談などの機会を設けてくれたので、業務のイメージを掴むことができて、ありがたかったです。そうした中で、入社時には「ロジスティクスの倉庫業務に携わりたい」という考えが固まりつつありました。ところが、錬成館での新入社員研修で、先輩方からより具体的な仕事の話をうかがい、生産性や効率の向上を追求するビジネス・ソリューションにも魅力を感じました。それで、結局は進路を変更することにしたんです。自分にとっては大事な選択でしたから、きちんと考える材料や時間がもらえて、本当に良かったと思います。

現場との連携で顧客の操業を支える

現在の所属は千葉支店製品第一グループです。工場構内で石油化学メーカーの操業をトータルにサポートしており、原料の受け入れや製品の梱包、保管、出荷など、製造以外の様々な作業を請け負っています。職場の規模は現場作業員を含めて約200名で、我々事務所のスタッフは11名。事務所はほとんどが先輩社員ですが、皆、面倒見がよく、とても働きやすい環境です。年長者も含む現場の作業員に仕事を指示する立場なので、何よりもコミュニケーション能力が大切です。配属直後は彼らと衝突することもありましたが、いまでは良好な関係が築けています。また、顧客との間でも、作業の調整をしたり、新規案件を受注するための営業を行ったりするので、専門知識を持つことはもちろん、人間力が求められる仕事なのだと痛感しています。

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意欲的な提案が多くの改善を生む

一番やりがいを感じるのは顧客への提案が実を結んだ時です。例えば、いま取り扱っている合成ゴム関係の製品は、金属の箱や段ボールなどを使って厳重に梱包します。その一環として、かつてはフィルムを敷いていましたが、それが必要のない作業だと判断し、工程の変更を提案したんです。結果、品質にも影響を与えず、作業の効率化とコストダウンを実現することができました。また、2年目に担当した、一時的に原料を物流センターに保管する案件では、保管場所として工場内の遊休地を利用することを提案。品物にカバーをかけて野外保管することで、保管料を削減することに成功しました。顧客に貢献できたのはもちろん、山九としても取扱数量が増加。1年半ほどをかけて結実させたこのチャレンジで、大きな達成感を得たことは忘れられません。これからも積極的に仕事を創造していきたいと思っています。

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