現場と組織、両方の立場を理解する

高炉関連工事を含む、製鉄関連工事における上工程設備の解体や改修、延命工事などを専門に、九州から関東にかけての出張工事を担当していました。2006年の7月からマネージャー業務に専念するようになり、事業計画の達成や、現場の収益向上と人材育成、客先との信頼関係の構築などを行ってきました。2016年からは大きなプロジェクトを担当するために、再び現場業務に戻っています。これらの仕事を経て、何事も諦めないこと、問題から逃げないことの大切さを学びました。そして「現場の仕事」と「組織の仕事」、両方を経験したことで得た様々な視点を業務に取り組み、これからも現場および会社全体に良い影響を与えたいと思います。

個人を理解し、成長できる環境を用意

その人にとって一歩も二歩も先にある目標を与えることで、ステップアップしてほしいと考えています。先輩社員が教えるだけでなく、会社全体を巻き込んで育成できるような環境作りも重要です。達成感や満足感、やりがいを持ってもらうことも大切ですが、失敗を経験することも必要です。そうすることで、コストや安全面に問題はないか、どこまでが実現可能な範囲なのか、常に考えながら状況を改善させる力を身につけられます。また個人の能力をより発揮できるチームを作るために、会話やコミュニケーションを取ることも欠かせません。事実、社内はスタッフ達が意見をぶつけ合いながらも、いつでも笑顔が溢れ、活気に満ちた職場が出来上がっています。

自分の意志を持ち、発信できる人材

自分が得意な分野について、他人と差別化できる専門性をアピールしてほしいですね。技能の高さも大切ですが、自分の考えを持ちながら発言ができているかという点も、私たちは見極めたいと思います。発言する力は、組織や現場を運用するための力。当社が求める「リーダーシップが取れる人材」という評価にもつながってきます。人として誰もが一目置くような存在を、目指してください。また実際の現場に出る機会が多い仕事なので、その現場を好きになれる適応力も重要となってきます。他のスタッフのインタビューページを見て、仕事に対するイメージを膨らませておくと良いと思いますよ。