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INTERVIEW15 K.K. 2011年入社 プラント・エンジニアリング事業本部
プラント工事部

現場研修と座学研修、両面から業務を学ぶ

山九の新入社員は、長崎県の「平戸錬成館」で行われる約3週間の研修に参加した後、技術系のみ「機工マスターコース」という3年間の能力開発プログラムに進みます。1年間の集合研修と各拠点に配属されてから2年間の実務研修が実施されるのですが、特に集合研修のカリキュラムは充実しています。 内容は「鉄」「プラント」「化学」に関わる施設での各1か月半ほどの現場研修と、座学研修。まず始めに「鉄」を扱う施設での現場研修があり、6月の中旬ぐらいから10月にかけて座学研修が行われます。その後「化学」「プラント」、いずれかの施設へ2度目の現場研修へ。これは2年目以降の配属希望に沿った現場へ行くのが原則です。そして最後に残り1つの現場へ向かうというのが大まかな流れになっています。

2度目の現場で得た、確かな手応えと今後の課題

私の場合、2度目の現場研修は「プラント」。プラント工事部東日本工事事業所に所属して、茨城県鹿島市の現場へ赴きました。東日本大震災の約半年後で、地震によるダメージを考慮した設備の増設工事が業務内容でした。その時は、上司からの指示で監督者として現場に立つことになったのですが、座学で学んだ知識を活かせたり、これから身につけるべき能力に気づけたり…いずれにせよ、非常に良い経験になりました。1年目の社員が現場を監督しているため「そんなことを言う権利があるのか」という話が出たりもして、コミュニケーション能力の重要性を痛感しましたね。

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同期と築いた信頼関係も、大きな財産に

私の場合は機械工学科出身ですから、現場で使う知識は一通り学んでいるつもりでしたが、抜け落ちている部分もありました。理系の社員といっても化学系の人間もいれば生物系の人間もいるので、座学研修で力学の計算などの基礎的な知識を一から学べるのは、非常に有益なのではないでしょうか。また、同期と1年間を過ごすことによって、それぞれの特性が分かるようになり、その後の仕事で一緒になる際もスムーズに意思疎通が図れています。当然、絆も深まりましたね。たくさんの同期と、ともに学び、ともに成長していける。これも機工マスターコースの魅力だと思います。

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